私の恩師の「演奏家・音楽教師のための講座」があるそうです

国立音楽大学時代に4年間音楽理論を教わった大ヶ瀬先生から講座のご案内が来ました。

楽譜を理論的に読み取り、演奏へいかに反映させるかがテーマとなっている「作曲家からのメッセージ」(全音楽譜出版)という本の著者です。
しかしこの本、すごくいいことが書いてあるのに、いかんせん読んでいるだけではイマイチ分かりにくい・・・。
それはたとえば、楽譜という平面に記された二つならんだ四分音符を、拍子や小節線や和声や音の高さやいろいろな状況から、タン・タン、ではなくタン・ターンである、とか、ターン・タンである、とかいうふうに、音の持っている気分や生命感や躍動感を読み取ることなのですが、↑このように字で書かれてもどうも腑に落ちない。(でしょ?)
というリアクションが多いせいか、大ヶ瀬先生が一般向けに講座をなさるそうです。
オランダ在住のチェンバリスト家喜 美子さんの肝いりでやるとのことなので、演奏も期待できそうです。

私などは、大ヶ瀬先生に教わったことが非常に大きく、しかも年を経るごとにさらに重要性を増し、大きな宝になっています。
なぜ年を経るごとにそう感じるかというと、自分が演奏する時だけでなく、人に教える時に、客観的に認識できて説明できるということがとても重要だと思うからです。
口頭伝承のように「私の先生はこう弾いていたから、ここはこう弾きなさい」とか「ベートーヴェンがcrescendo/sforzandoと書いてるんだからcrescendo/sforzandoで弾きなさい」とかいうだけでは説明にならない、演奏者として理解が深まらないとおもうのです。

指揮者が楽団員に説明するように、譜面から、立体感のある、エネルギーの収縮のある音楽を立ち上らせる、ということこそ演奏の本分である。(大ヶ瀬節で言い切ってみました)

私は参加するつもりです。ご興味ある方はご一報ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「演奏家・音楽教師のための講座」大ヶ瀬ゼミナール
楽譜、それは作曲家からのメッセージ〜楽譜をどう読むか〜

講師;大ヶ瀬邦生
演奏:家喜 美子 、小泉 秋子
企画制作:松居直美、ララアーツ
場所;国立楽器本店(JR国立駅北口)
参加費;一般3000円、学生2000円
募集人数;30人

第1回 4月16日(土) 13;00-14;20休憩14;30-15;50質疑応答
〜演奏は記号化された作品の実音化にほかならない〜基礎編

第2回 10月下旬の土曜日
〜良い演奏は、主観的認識と客観的認識とが、ほどよく調和してこそ成り立つ〜

第3回 2006年春
〜精神の高み〜バッハの拍節を読み解く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[PR]
by musicane | 2005-03-13 10:00 | 徒然Musica


音楽のことを書くはずが、完全に子育てブログに。。。


by musicane

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

全体
徒然Ikubon
徒然Musica
徒然Mico
徒然Picasso
日々徒然
profile

Links

以前の記事

2011年 08月
2011年 07月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 05月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 11月
2004年 10月

タグ

(51)
(15)
(4)
(4)
(3)
(2)
(2)
(2)
(1)
(1)

ライフログ


Everything and Nothing


The Columbia Studio Recordings, 1964-1970


Arrau on Music and Performance (Great Pianists: In Their Own Words)


パリ左岸のピアノ工房


トリエステの坂道―須賀敦子コレクション


ダーシェンカ


のだめカンタービレ(1)


大阪豆ゴハン (2)


誰も寝てはならぬ 2 (2)


しばわんこの和のこころ

検索

フォロー中のブログ

イタリア生活日記ブログ+...
フランス落書き帳
しっぽりミラノ
もぐもぐイタリア!
たとえばこんな■イタリア語
ミラノな日々
ほんの日常(北イタリアにて)
たんぶーらんの戯言
フランス語とイタリア語ノ...
diario dello...
鎌倉スイス日記
ドイツ音楽紀行
Blog | Hiroa...
アルケミスタの日常

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧